Notion AIの使い方と活用法:ドキュメント・議事録・タスクをAIで効率化する方法【2026年7月版】

公開 2026/7/17 / 最終更新 2026/7/17

この記事の結論

  • Notion AIはNotionのページやデータベースに直接組み込まれたAIアシスタント。すでにNotionを使っているなら、外部ツールを追加しなくても文書作成・要約・翻訳・Q&Aが行える。
  • 特に強いのは「自分のNotionワークスペース内の情報をAIに参照させる」点。社内Wiki・プロジェクトメモ・議事録を横断して質問できる。
  • 利用にはAI機能が含まれるプランまたはAIアドオンが必要。まずは無料トライアルで試してから判断するのが現実的。
  • 「資料はNotionで管理している」チームなら即戦力になりやすい。単体のAI要約・ライティングツールより学習コストが低い。

Notion AIとは

Notion AIとは、ドキュメント管理・プロジェクト管理ツール「Notion」に内蔵されたAIアシスタント機能です。ChatGPTのように別タブで開く必要がなく、普段作業しているNotionのページ上でAIを直接呼び出せるのが最大の特徴です。

利用できる主な機能は次の通りです。

基本的な使い方:3つの呼び出し方

1. スペースキー(ページ上で直接呼び出す)

Notionのページ内で何もない行にカーソルを置き、スペースキーを押すと「AIに依頼する」メニューが表示されます。「下書きを書く」「まとめる」「翻訳する」などをクリックするだけです。

2. 「/」コマンドからAIブロックを挿入

/AI と入力すると、AIブロックを挿入できます。特定のページ内容を参照させながら要約させたいときなどに便利です。

3. テキストを選択してAIに渡す

書いた文章を選択して右クリック(またはツールバー)の「AIに依頼する」から、選択したテキストの改善・要約・翻訳を依頼できます。既存の文章を短くしたり、丁寧な表現に変えたりするのに手軽です。

ビジネスでの主な活用シーン

活用シーンNotion AIでできること
議事録の要約長い会議メモのページをAIに要約させ、冒頭に自動でまとめを挿入
週報・報告書の下書き箇条書きのメモをもとに、AIが文章の形に整形
プロジェクト文書の翻訳ページ全体を英語・日本語に切り替え
社内Q&Aワークスペースに蓄積した情報をAIが横断検索して回答
データベースのタグ付け・分類プロパティをAIが内容から自動判定して入力

特に「議事録の要約」と「社内Q&A」は導入効果を実感しやすい使い道です。AI議事録をSlack・Notionに自動連携する方法と選び方で紹介した通り、文字起こしツールで生成した議事録テキストをNotionに貼り付けてからAIで要約・整形する、という流れが実務では定番になりつつあります。

Notion AIとスタンドアロンAIツールの使い分け

Notion AIが強い場面とそうでない場面があります。

Notion AIが向いているケース

スタンドアロンツールが向いているケース

判断の基準はシンプルで、「日常業務の情報がNotionに集まっているか」です。NotionをWiki・タスク管理・議事録の保管場所として使っているチームなら、Notion AIはほぼ追加作業ゼロで使い始められます。逆に、NotionはほとんどメモとしてしかPosteしていない場合、専用のAI文章作成ツールや要約ツールを使う方が効率的です。

料金の考え方

Notion AIは、AI機能が含まれるプランへのアップグレードまたはAIアドオンの追加が必要です(無料プランではAI機能の利用回数に制限があります)。

費用対効果の目安:ドキュメント作成・要約・翻訳を週に何度も行うなら、毎回スタンドアロンのAIツールを開く手間を減らせる分、ビジネスプランとAIアドオンのコストは回収しやすいです。一方、月数回しかAIを使わない場合は、無料のChatGPTやGeminiと使い分ける方がコストを抑えられます。具体的な料金は公式サイト(notion.so)で確認してください。

注意点:ワークスペースのデータがAI処理に使われる

Notion AIはNotionのサーバー経由でAI処理を行います。機密性の高い情報(個人情報・営業秘密など)を含むページをAIに渡す際は、組織のセキュリティポリシーとNotionのプライバシーポリシーを必ず確認してください。エンタープライズプランでは追加のデータ管理オプションが用意されています。

まとめ:こんな人に特におすすめ

Notion AIの最大の強みは「情報がある場所にAIが内蔵されている」ことです。ツールを行き来せず、書いた場所でそのまま要約・改善できる体験は、一度慣れると手放しにくくなります。まずは普段よく使うページで「スペースキー → まとめる」を試してみてください。

← 一覧へ戻る